塾に通っているのに、家で全然勉強しない理由。

「塾では勉強しているようですが、家では本当に全然勉強しないんです……」

保護者の方から、よく聞くお悩みです。

逆に、「うちの子、家でも進んでよく勉強しています!」というお話は、たまにしか聞きません。

そんなお話を聞くと、私は心の底から感心してしまいます😊

でも、家で勉強できないのは、子どもだけの問題なのでしょうか?

◇

■ 物置部屋に缶詰になった、いとこの話

私がまだ子どものころ、田舎に帰省したときのことです。

難関国立大学を受験するいとこが、台所の奥にある小さな物置部屋にこもって、一日中、猛勉強していました。

まさにガリ勉君でした😅

子どもながらに、

「受験生の鏡だな……」

と衝撃を受けたのを覚えています。

今の時代に、そこまで徹底する必要はないのかもしれません。

でも、当時の私は、勉強するために自分を追い込む姿に、ちょっとした驚きを感じました。

考えてみれば、物置部屋にはテレビもなければ、遊び道具もありません。

勉強する以外に、することがない。

つまり、勉強に集中できる環境が、そこにはあったのです。

◇

■ 大人だって、家では集中できない

でも、大人だって、家に帰れば仕事に集中できないことがありますよね。

ちょっとスマホを見ようと思ったら、気づけば30分。

少し休憩するつもりが、動画を次々と見てしまう。

……はい、心当たりのある方もいるのではないでしょうか🤣?

そう考えると、子どもたちが家で勉強に集中できないのも、無理はありません。

スマホやゲームなど、誘惑はいくらでもあります。

小さな弟や妹がいて、落ち着いて勉強できない家庭もあるでしょう。

もちろん、勉強する本人の努力も必要です。

でも、本人のやる気だけに原因を求めても、解決しないことがあるのではないでしょうか。

◇

■「しない」のか、「できない」のか

塾に通っているのに、家では勉強しない。

そんなとき、つい、

「もっと勉強しなさい!」

と言いたくなる気持ちは、よく分かります。

でも、少しだけ立ち止まって考えてみてもいいのかもしれません。

その子は、本当に勉強したくないのでしょうか?

それとも、勉強しようと思っても、なかなか始められないのでしょうか?

何から手をつければいいのか分からない。

問題が難しくて、すぐに嫌になってしまう。

スマホやゲームが気になって、集中が続かない。

理由は一つとは限りません。

「勉強しない子」と決めつける前に、何が原因なのかを一緒に考えてみる。

それだけでも、少し違った対応ができるかもしれません。

◇

■ 勉強する場所を変えてみる

もし、家ではどうしても集中できないのなら、場所を変えてみるのも一つの方法です。

図書館でもいい。

塾の自習室でもいい。

家の中でも、スマホを別の部屋に置くだけで変わるかもしれません。

大切なのは、気合いや根性だけに頼らないこと。

自分が勉強しやすい環境を探したり、工夫してつくったりすることです。

もちろん、環境を変えればすべて解決するわけではありません。

それでも、自分に合った方法を見つけることで、勉強への取り組み方が変わることはあります。

あの物置部屋で勉強していたいとこの姿を思い出すと、そんなことを考えます。

◇

■ 最後に、みなさんへ

勉強しなければいけない。

そんなことは、本人も分かっているのかもしれません。

それでも、なかなかできない。

大人だって、そういうことはありますよね😅

だからこそ、子どもに「勉強しなさい!」と言う前に、

「どうすれば、勉強しやすくなるんだろう?」

と、お子様と一緒に考えてみるのもよいのではないでしょうか。

そして、これは中学生のみなさんにも伝えたいことです。

家で勉強がはかどらないなら、自分を責めるだけでなく、場所や時間、勉強の始め方を変えてみる。

小さな工夫で、意外とうまくいくこともあるかもしれません。

さて、みなさんはどうでしょう?

あなたは、勉強しない派? それとも、勉強したくてもできない派?

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