私が中学生のころ、洋楽にどっぷりとハマり始めた時期がありました。
その頃に出会ったのが、デビー・ギブソン。80年代後半に大活躍した、アメリカの人気アイドルです。
TV番組のエンディングテーマで流れた彼女の透き通るような歌声に一瞬で惚れ込んでしまい、当時の私は「いつか本物に会ってみたいなあ」と淡い憧れを抱いていました。
でも当時は、まさか数年後に、海の向こうで本当に彼女と目の前で会話できる日が来るなんて、夢にも思っていませんでした。
■ チャンスは突如訪れる
大学1回生の夏、中学生の頃からずっと強く願い続けていた「アメリカ留学」の夢が、ついに念願叶って実現しました。
高校3年生のときに「どうやら真剣に目指せば本当に実現できるらしい」と分かり、そこからはがむしゃらに努力を重ねました。
そうして、幸運にもついに掴み取ったアメリカの地でした。
現地での留学生活を送っていたある日のこと、信じられない衝撃的な情報が飛び込んできました。
なんと、少し離れた街の書店で、あのデビー・ギブソンのサイン会が開催されるというのです。
「え!?デビーが!?こんな近くにやってくる!?」
興奮冷めやらぬまま友人を誘い、もちろん即決で行くことに決めました。
■ 長蛇の列での、必死の作戦会議
会場に到着すると、そこには信じられないほどの長蛇の列ができていました。
列に並びながら、遠目に本物のデビーの姿を見つけては、心の中で「オーマイガー!」と何度も叫びました😆。
そこからは、友人と必死の作戦会議です。
「いざ目の前に立ったら何を話そう?」「どうやって自己紹介したら印象に残るかな?」と、英語のフレーズを必死に頭の中で組み立てました 笑。
そしていよいよ、心臓が飛び出そうなほど緊張する中、私たちの順番が回ってきたのです。
■ 夢にまで見た、念願の対面
たどたどしいながらも、精一杯の英語で自己紹介とファンであることを伝えると、デビーはとびきり眩(まぶ)しい笑顔で、私に向かってこう言ってくれました。
「ありがとう。私、日本大好きよ」
当時の私の英語力では、その後のすべての会話を完璧に理解することはできず、そこは少し悔しかったですが😅。
それでも、彼女は本当に気さくで、最後まで温かい笑顔で接してくれたのです。自分自身、完全に舞い上がってフワフワしていたと思います 笑。CDジャケットにサインと握手もしていただきました。
■ 願いは、いつか必ず叶う
この強烈な経験を通じて、私はひとつの確信を持つようになりました。
「強く願ったことは、いつか思いもよらない形で実現することがある」と。
中学生の男の子が「まさか本当に会えるわけがない」と諦めていたら、そこで物語は終わりでした。
でも、「いつかアメリカに行きたい」と強く願い、行動を起こしたからこそ留学が実現し、その最高のご褒美(おまけ)として、憧れのアイドルに会う奇跡まで引き寄せることができたのです。
塾長はただ運が良かっただけかもしれません。
振り返っても、私の10代・20代は本当に人の出会いと運に恵まれていたと思います。
そこは家族や友人、恩人に感謝の気持ちでいっぱいです。
でも、中学生のあの頃に「強く願うこと」すらしていなければ、その後の行動も生まれず、何一つ実現していなかったことだけは確かです。
強く願い、そして行動する。
文字にすれば本当に単純なことですが、決して簡単なことではありません。でも、自分の人生を賭(か)けてやってみる価値は、大いにあります。
■ 中学生のみなさんへ
「そんな夢みたいなこと、自分には絶対できっこないよ」
まあ、そう言わずに。
自分の心の中で願うだけなら、誰にも迷惑はかからないし、何よりタダですよ😁。
まずはそこから妄想を始めてみませんか。
ごく普通の中学生だった塾長が、「いつかアメリカに行きたい」と心の中で強く願ったあの日から、私のすべての波瀾万丈(はらんばんじょう)な人生は始まったのですから。
※最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「ちょっとやってみようかな」
そんな気持ちになった人が一人でもいたら、この「みとばな」を書いた意味があったと思っています。
もし誰かの背中を押せそうなら、ぜひ届けてあげてください😊

